海外暮らし

欧米での子育て事情。海外ではママは子育てしない、は本当か?

Pocket

True North Life CoachingのNoriです。

 

最近は企業さんからの案件が増えて、個人のコーチングの楽しさと、新たなチャレンジが重なって本当にコーチングって楽しいなと改めて感じている。

 

やはりこういう風に日本人が世界で活躍できるようになる、または世界教養を付ける、というお手伝いをさせていただける、ってのはものすごくやりがいのあることであり、金銭的報酬以上の喜びがある。

 

この前はHRコンサルをやってきた女性とお話をしていたが、人間ってのは認められたい、とう欲望があり、それはボーナスという形や昇給という形でなくてもいい、という話をしていた。

 

そうだろう。会社の朝礼でみんなの前で褒められる。もしかしたらそれだけでもいいのかもしれない。勝手に銀行口座にお金を振り込まれるよりも、こうやって自分のやったことをみんなに認めてもらえる、実はこのほうが効果があることが多い。

 

おっと、すごく脱線してしまったが、今日は欧米での子育て事情。海外ではママは子育てしないのか?という疑問にお答えしたいと思う

 

 

海外ではママは子育てしないのか

 

巷では

海外では子供をほったらかして自立を育てるのが教育

と言われているそうな。

お母さんは子供を保育園に入れ、自分のやりたいことを存分にして、子供とはお母さんが接したいときに接する。

 

寝かしつけなんかしなくてもいい。勝手に寝るように教育すればいい。

 

という話だ。

 

椅子から転げそうになったわ、この話を聞いたとき。

 

なので実際にボスニア人旦那を持ちオーストラリアで母親業をしている私の目線からお話をしていきたいと思う。

 

欧米での子育て事情ー保育園編

 

欧米では生活水準が日本より高い。特にヨーロッパやオーストラリアでは福祉がものすごく充実しており、オーストラリアでは州立・国立病院では医療費がただ。また私立病院でも一部の助成金がいただける。

 

また、生活保護制度がものすごく発達しており、オーストラリア人ならば仕事がなければ仕事を探しているよ、という証拠さえ見せればかなりの額の生活保護が支払われるシステムになっている。

 

つまり、税金が高いんだ。

 

またオーストラリアでは保育園の数はかなり多いし、最近はFamily Daycareという市から認可された保育士の方が家で保育園を開くことができる(パースでは同時に4人までと決められている)制度があり、働くお母さんにはものすごくありがたいシステムなのだ。

child-1522870_640

だが、料金が高いんだ!

日本では一日3000円くらいで預けられるようだが、オーストラリアでは平均1万円。

 

これは冗談ではない

つまり、一日1万円を払えて、そして税金も払ってしかも手元にお金が残るような働き方をしなければならない。

 

多少の補助金が返ってくるが、とはいっても働けば働くほど補助金が少なくなるわけで、ある一定の金額を越してしまうと補助金が下りなくなる。

 

ベビーシッターは1時間2000円~。最低賃金が高いのは有り難いが、その分こういう負担もかなりでかくなってくる。

それによって、働きたくても働けないお母さんもたくさんいる。3人子供がいたら保育園に3人とも行かせて、それ以上稼ぐ、ってのは至難の業だろう。

 

そういった意味でもオーストラリアや、とくに移民の人は家族や親せきと協力し合い子供の世話をしてもらう、という方が多い。実際私も旦那の家族にかなりお世話になっている。私の場合は家族がいるからいいが、家族がいない人たちは本当に苦労しているようだ。

 

欧米での子育て事情ー送り迎え編

オーストラリアでは両親が子供の送り迎えするのが主流である。

そう、子供の学校が8時半に始まるので、子供を送っていってから仕事をして、また三時の下校時に子供を迎えに行かなくてはならない。

 

つまりお母さんが働ける時間が決まってくる。

 

もちろん学校が始まる前と後で学童をしているところもあるが、これもまた一日5000円くらいするところもあり、めちゃくちゃ痛い出費である。

 

もし子供が習い事などしていれば、それの送り迎えをするのもお母さんお仕事。はっきり言ってこれだけでもお母さんの時間が無くなってしまう、と言っても過言ではない。

piano-606080_640

 

 

欧米での子育て事情ー家事代行編

 

オーストラリアでは家事代行サービスはあまり主流でない。

あると言えば

お掃除代行

ぐらいだろう。これもまた、高い!

大体週に1回来てくれて15000円くらいだろう。家の広さにもよる。

料理までしてくれる人なんているはずもなく、外食になるわけで、外食が高いオーストラリアでは毎日外食に頼るのは至難の業。

私の知っている限りでお掃除代行を頼む人が30%以下。

ほとんどのお母さんは働きながら、子供を迎えに行って、家事をこなしている人が多い。

 

housewife-23868_640

しかも子供の誕生日や、行事などには保育園にケーキをもっていかないといけないので、そこでまたお母さんたちが奮闘するんですわ。

カップケーキから、ソーセージロール、キッシュに春巻き、などなど、結構レベルの高いものを持ってきてくれる。しかもアレルギーが多いオーストラリアではすべての材料を書き出していかないといけない。そういう配慮もしっかりこなしてくるお母さん。

 

オーストラリアのお母さんはすごい。本当にすごいと思う。

 

欧米での子育て事情ーしつけ編

オーストラリアでは「11歳以下の子供を一人でお留守番させてはいけない」という法律があるくらい、かなり子供に関しては厳しい国である。

 

またカンガルーケアは当たり前で、子供を産んですぐ同じ部屋に入れられて、48時間で病院を追い出される。その後、助産師さんが何度か訪問してくれるのだが。

 

日本と同様、母乳を進めており、日本のように1年でやめろ、というのはあまりない。2年くらい授乳している人も結構いる。baby-21167_640

公園に行けばたくさんのお父さんお母さんが子供を連れてきており、子供とのかかわりを大切にしている人が多い。

 

自立を高める、というのは、義務教育の中に組み込まれているような気もする。例えば、議論の時間があったり、中学校や高校でもプレゼンテーションの時間があったり、また、好きな教科を選ぶことができたり。

 

そういった意味で自立心が芽生えてきて、自己責任という感覚が身につくようだ。

 

“放任”と“ほったらかし”とは違う

オーストラリアでは良い意味で「放任」教育であろう。

 

自己責任を小さいときから植え付けて、いろんな人生の選択を子供が自由に行い、親が干渉しないこと。

親の価値観を押し付けすぎないこと。

早いうちから子供に自主的な活動を応援する。

 

確かに少し過激だ、と思われることもオーストラリアではあるが、それでももちろん、親の支えと、助言も時には与え、ちゃんと自分の考えを持った子供が育つ。これが放任主義であろう。

 

だが、日本では「海外では育児はしたいときだけする」という間違った考え方を持ってるいるような放任とほったらかしを間違えている人もいるようで、とても残念である。

 

私の親は放任主義で、ありがたいことに自己責任で早い段階から海外旅行にも一人で行くことができたし、19歳で移住する、という決断もできた。また塾などの押し付けもなく、自分で勉強して、自分で未来を開く大切さを教えてもらった。

 

また、必要なときはしっかり支えてくれ、アドバイスもくれる。いつも押し付け、ではなくメンターのように温かく見守ってくれる。そういう家庭で育ってきたし、それが私の自立を支えてくれたと思う。

 

だが、子供と接する時間を持たなかったり、子供が必要な時にでも自分が必要でなければ関係ない。それはほったらかし以外の何物でもないのではないだろうか。

 

残念ながら子供はペットではない

犬や猫でもやっぱり甘えてくるし、散歩もいる、エサもいる、遊ぶ時間もいる、ハグもいる。

dogs-1190015_640

人間の子供ならなおさらではないだろうか。

 

子どもの主観で「パパとママはいつも私のことを支えてくれている。いつも私のことを愛してくれている」と思えるかどうかがとても大切になってくるだろう。

 

オーストラリアでは家族の時間を大切にするために会社も9-5できっちりしている会社が多く、また祝日は店が閉まることも多い。ショッピングセンターには授乳室なども絶対装備、ママ専用パーキングもある。また家族で行けるレストランもとても多く、家族というものを大切にしているオーストラリアの国らしさが所々に現れている。

parking-149245_640

残念ながら欧米ではほったらかし主義で自立を育てよう、なんていう考え方は一切ない。

 

 

まとめ:欧米ではほったらかし主義子育てではありません!

 

なにがどうなって海外ではほったらかして自立を育てよう、ってなるのかわからないが、ここオーストラリアではお父さんもお母さんも一生懸命子育てを楽しんでいる。

 

生活水準が高い分、一生懸命働かないといけないが、それでも子供との関わりを大切にしている人がとても多い。

日本のように学歴戦争、ママ友同士のマウンティングは少なく、色んな国のお母さんがいろんな形で助け合って頑張っている。やはり家族の絆がとても強く、子供を家族で育てる、というスタンスが根強い。子供は家族や親せきから愛情いっぱいに育つのだ。

 

もちろん、旦那さんも奥さんに協力的だし、料理ができる旦那さんがたくさんいるのも事実だ。そういった意味でお母さんが少しだけ自由の時間を持てるというのはあるだろうが、だからと言って「育児はしたいときだけする」ということはない。

 

子育ては大変だが、犠牲ではない。たくさんの喜びにあふれている。子供の笑顔に子供の成長と、本当にこれ以上の幸せはない。

確かに私自身も第一線で働くことは出来なくなったが、それと同時に働き方を変えるいい機会でもあり、私は子供を持つ、ということは新たな人生も始まりだと思っている。

 

犠牲と思うか、最高の幸せと思うか。それはあなた次第だろう。

mom-863050_640

海外、いやここオーストラリアでは放任主義ではあるが、ママは育児をしない、なんてことは全くない。むしろその反対だと思う。海外全般をひっくるめて海外では育児をしない、なんていうステートメントは是非やめていただきたい。

 

フルタイムの仕事を持っている母親が家事も育児もすべてこなす国もたくさんある。だから日本のお母さんたち、一緒に頑張ろうではないか!

 

 

お試しコーチングはこちらから。

submit-or500

グローバルなマインド無料メール講座
日本人から世界人へボーダーレスに世界を駆け回れ!
Click
大阪出身、オーストラリア在住、オーストラリア国籍を持つ。

True North Life Coaching代表。

19歳でいきなり思い立ったオーストラリア短期留学のはずがそのまま永住。

英語力ゼロ、貯金ゼロ、友達ゼロ、住むところゼロからスタートしたオーストラリア生活だが、学費のためになんとかフルライムで働きながら大学に通い、国際政治学を専攻、3年制大学を2年で卒業。

公務員、ビジネスコンサルタントを経て、出産を機にコーチングに転機。

自分の経験と、あの世界トップのコーチ、トニーロビンズの弟子から習ったライフコーチングメソッドを活かし、True North Life Coachingを設立。

コーチングを通じて多くの人に自分の肌で夢をかなえる楽しさを実感してもらいたい、最高の自分を更新し続けてもらいたい、というコンセプトでTrue North Life Coachingを設立。

Pocket

関連記事

  1. Coaching

    パース異業種交流会に行ってきたよ!

    True North Life CoachingのNoriです。&…

  2. 海外暮らし

    オーストラリアでワーホリから永住権は可能か?

    お久しぶりです。True North Life Coachin…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. Coaching

    脱悲劇のヒロイン。ピンチはチャンス!チャンスをつかめ。
  2. Coaching

    起業女子よ、名刺交換って本当に効果的?ゴミ箱ぽいがほとんどじゃないの?
  3. Coaching

    後悔のない人生を送るために考えてみてほしいこと
  4. Coaching

    学歴社会はもう古い?実力者が成功する社会へ。
  5. 恋愛マインド

    世界のアンダーヘア事情 男性編
PAGE TOP