Coaching

最速思考が必ずしも良いとは限らない。それよりももっと大切なこと

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True North Life CoachingのNoriです。

最近はラジオに出演させていただいた。ぜひよかったらこちらから聴いていただければ光栄です。

ラジオを聴いてみる

 

さてさて、実はえりさん、私のコーチングを3か月(いやそれ以上だったわ)を受けてくださったお客様。番組中にも素敵な感想をいっぱいいただいて本当にコーチングをさせていただいてよかったな、改めて感じさせてもらった。

 

アロハさん、亮さん、えりさん、本当に楽しいひと時をありがとうございました。

 

今日はなぜか頭の中に引っかかていた言葉、「最速思考」を書かせていただきたいと思う。

批判ではない。一つの意見として取り入れていただければ幸いである。

 

 

最速思考、それおいしいの?

 

最速思考とは、私の理解する範囲では

「物事をいかに早く考えるか」

そして

「いかに頑張らないか」

ということだろう。

 

どうでもいいことだが、たぶん頑張るか、頑張らないか、というのは心理学的に説明すれば(Angela Duckworthさんの本によれば)

  • 意図的な練習 - 頑張る
  • フロー ー 自分のやっていることに完全に集中していてまるで体が勝手に動いているように感じる状態

だそうだ。

 

頑張るとはとても厄介な日本語で、一体どういう状態を指すのか、非常にあやふやで曖昧だと感じるの私だけだろうか。

デジタル大辞泉によれば

 困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して―・る」
 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我(が)を張る。「―・って自説を譲らない」
 ある場所を占めて動かないでいる。「入り口に警備員が―・っているので入れない」

だそうだ。

つまり、Angela Duckworthの言っている、Grit = The Power of Passion and Perseverance、つまり やり抜く力である。(この本についてはまた後日Book Reviewを書かせていただきたい)

話は脱線しすぎたが、これをわきまえて最速思考に戻ると、なんというか、訳が分からなくなってしまうのである。

 

 

物事を早く考えるよりも大事なのは決断力

 

たぶん最速思考とは「頭の回転が速い」というのを多分言い換えたんだろうが(Nori論)、まぁ頭の回転が速い、とはかなり意味が異なるような気もする。

 

頭の回転を早くするためには、

  • いろんな分野の教養を身に付ける
  • 決断力を身に付ける
  • コミュニケーション能力を上げる
  • 新しいことに挑戦するのを恐れない

などがあるんじゃないか、と私は思うのだが。

 

 

頑張らない=フロー現象?

フロー現象なんて聞いたことないそこのあなた。

ご心配なく。

チクセントミハイという心理学者が唱える「フロー」とは、「流れに乗っている」という意味で、集中力が抜群に高まって、活動に没頭した状態のことを言う。

ただ、フローを経験するには、好きなこと、死ぬほど集中できることやゴールが明確でなくてはならない。そしてそのゴールが、易しすぎず、難しすぎないことであり、活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならないものでなくてはならないそうだ。

 

この条件が整ったときに人間はフロー現象を経験するそうだ。

あなたもないだろうか。

一生懸命試合の前に意図的に練習していて(頑張っていて)、試合時に、集中力が抜群に高まってゾーンにはいったことなど。

つまり、フローに入れば意図的に頑張ることは必要ではないかもしれないが、そこに入るまでには莫大な時間がかかるというものである。

なのでフロー現象と頑張らないまったくことなるものだとかんがえてもらっていい。

 

「物事をいかに早く考えるか」以上に大切なこと

今の世の中はスピードで動いている。

物事をいかに早く考えるか。一見すごく大事で理にかなっているように考えるんだが、それと同時にこれをうまく理解していないと、ただの単細胞になってしまう可能性がある。だって早く考えているのか本当は何にも考えてないのかわからへんやん!

それよりも世界一のライフコーチ、トニーロビンズがいつもセミナーで語ってる The power of decision making(決断力)のほうが大事ちゃうか、と考える。

 Be clear about what you really want—and why you want it. You’ve got to get absolutely crystal clear about your outcome and your purpose. If you forget the reasons behind your decision, you won’t follow through. You also need a way to measure your success—sometimes you’re actually winning, but feel like you’re losing, because you don’t have an effective way of keeping score. Get as specific as possible about what you want, why you want it, and how you’ll know when you’re getting it. By Tony Robbins

(何がほしいかクリアにしろ!そしてなぜほしいのかということもだ!

自分の目的と結果をめちゃくちゃクリアにしろ。

理由のない決断なんて絶対かなわない。また成功の物差しってものも必要だ。

実際はうまくいってるのに、たまに自分がやばい気がする。それはちゃんとした成功の物差しがないからだ。

何がやりたいか、どうしてそれがやりたいか、そして自分がええ線いってるかをどうやって知るか、をできるだけはっきりさせろ!)

 

これを読んで、

物事をいかに早く考えるか

よりも、自分を知ること、のほうがいかに大切か、お分かりいただけるだろうか。

つまり、物事をいかに早く考えられていても、自分のことをしっかり理解していない場合、決断力が備わっているわけもなくてちゃんとした決断ができるはずもない。

焦るな。それよりも、自分としっかり向き合え!

 

私がとても大好きなKeynote Speaker(コンファレンスなどでスピーチを行う人)Vinh Giangが

#Recalibrate – The most important thing you’ll do all year

(調整せよ! それが今年一番大切なことだ!)

と言っている。

つまり、一度立ち止まって、自分と向き合い、自分の中の自分にしかない答えを、自分で探す。これが今自分にできる最高のことだ、と言っている。


頭の回転がどうか、とか言ってる前に、まず自分を知ろう。Otherwise ただの単細胞で終わるで。

 

 

 

 

得意なことだけやればいい?

人間、確かに得意不得意があるだろう。

得意なことだけやってれば、確かに効率が上がるかもしれない。

素晴らしい!!!!!

 

と一見思われるだろうが、私はあまりそうは思わない。頭の回転を速くするには少しチャレンジングな、そして新しいことをすることで頭に刺激を与えることが必要なのである。また新しいことにチャレンジすることで、教養が増え、人間としても豊かになるであろう。

 

得意なことは続ければいい。だけど苦手なことはやらなくていい、とは思わないのだ。

 

というのも、そうやって固定観念を植え付けることで、可能性をリミットするのは賛成できないからである。

例えば私の話をしよう。

私は、高校の時の数学Aが極端に苦手だった。というか、成績がくそ悪かったといったほうが正しい表現であろうか。

この経験から私の中で数学は嫌いー苦手という固定観念を完全に植え付けることになり、絶対数字関係の仕事をするか!なんて心の底から思っていた。

 

残念ながらオーストラリアに一人ぼっちで金も英語も友達もなく来た私に回ってきた仕事はPayrollだった。

今ではPayorll Consultantとして監査をしたり、チャート、給与計算から、退職金の計算、税金、FBTなどの計算を毎日のようにさせていただいて10年以上経ち、この仕事を誇りに思うようにまでなった。

 

これはただの一つの例にすぎないかもしれない。だが、嫌いなこと、不得意なこと、とかってにカテゴライズしてしまい、それを無視してしまうのは自分の可能性をつぶしてしまっている可能があり得る、といういい例だろう。

 

私のお客様で、

「のりさん、私絶対会社でなんか働けません!」

と言っていた人が、今毎日楽しそうに会社通勤している。

私のボスが

「嫌いなこと、難しいこと、できないこと。これを問題、と呼ぶな。これは新たなチャンス到来だと思え」

といつも言ってる。

 

得意なことばかりに集中しすぎ視野を狭くし、自分の人生を縮めるのはもうやめようではないか。

 

まとめ - 焦らんでいい。自分らしく生きろ!

 

そんなに急いでどこいくの?

そんなに焦って何かいいことあるの?

成功を研究した人が発表したデータによると、

「自分を信じて、忍耐強く頑張り続けた人」

が成功する、という結果が出ている。

 

つまり、判断力や決断力も教養も自分に対する理解も自身もないのに、ただひたすら急いで焦ってウサギのように走り続けても成功する可能性は低いということだろうか。

 

これを記事にしようと思ったのは、人を批判したいから、ではなく、もっと広い視野を身に付けて、もっと教養付けて、もっと判断力付けて、もっと自分を知り、もっといろんなことにチャレンジして、人生を焦らず謳歌していただきたい、と本気で思ったからである。

私の人生、もしかしたら遠回りしてきたかもしれない。

だけど、自分と向き合って、自分のやりたいことをクリアにしながら、確実に前に進んでいるし、負けることから学んだことも多かったからこそ、今の自分があるといってもいい。

いや、そう考えたら人生、失敗も負けもないんだ。すべて経験という素晴らしい贈り物ではないか。

楽しよう。

そんな考えはやめたまえ、そこの君。

それよりも、もっと自分の人生を生きろ!

大阪出身、オーストラリア在住、オーストラリア国籍を持つ。

True North Life Coaching代表。

19歳でいきなり思い立ったオーストラリア短期留学のはずがそのまま永住。

英語力ゼロ、貯金ゼロ、友達ゼロ、住むところゼロからスタートしたオーストラリア生活だが、学費のためになんとかフルライムで働きながら大学に通い、国際政治学を専攻、3年制大学を2年で卒業。

公務員、ビジネスコンサルタントを経て、出産を機にコーチングに転機。

自分の経験と、あの世界トップのコーチ、トニーロビンズの弟子から習ったライフコーチングメソッドを活かし、True North Life Coachingを設立。

コーチングを通じて多くの人に自分の肌で夢をかなえる楽しさを実感してもらいたい、最高の自分を更新し続けてもらいたい、というコンセプトでTrue North Life Coachingを設立。

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